高血脂症とガン

ガンは日本人において最も死亡率が高い病気となっていて、発症する箇所は人によってさまざまですが、ガン治療は昔に比べてかなり進展しているものの完全に防ぐことはできない病気というのは今も変わりありません。
ガンは人間の細胞が起因して起こる病気のことで、細胞を構成する核が何らかの理由で傷ついてしまうことによってガン細胞が生成され、それがどんどん増殖することによってガンという病気が顕在化してしまいます。
本来なら免疫機能が撃退する役割を担っているのですが、免疫機能の働きが落ちるか免疫機能を凌駕する勢いでガン細胞が増えていくとガンの進行を抑えることはできなくなり、結果として死に直結するような状態になります。
このガンに対して高血脂症は少なからず関連性があると言われており、血液中に脂質が多く含まれる症状が高血脂症なので、これだけでは体に対してそこまでガンに大きな影響を与えることはないのですが、血液中に脂質が増えることによって代謝の機能などが低下することで体温が下がり、それによってガン細胞の生成を促すようなケースはあります。
ちなみに体温低下がガンの生成リスクを高めるのは体温が高いと免疫機能が働くことでガン細胞を撃退しやすいのですが、体温が下がってくるとガン細胞を撃退しにくくなります。高血脂症にはガンリスクがあるということをしっかりと理解した上で食生活や生活習慣の改善をする必要があり、適度な運動を心がけることも必要です。

高血脂症と脳卒中

日本人の死因率においてガンを次いで多くなっているのが脳卒中ですが、特に脳の血管が詰まってしまうことによって起こる脳梗塞は発症リスクが高くなっており、発症する人の中には高血脂症という人も多くいます。
なぜ、高血脂症が脳梗塞を引き起こす起因になってしまうのかということについては、血液中の脂質分が増えることが直接的に関係しており、脂質が増えるということは血液の流れが悪くなるということにも繋がり、血管中には血液の流れをせき止めてしまう血栓と呼ばれる栓が生成されることもあります。
血液がせき止められると血液は行き場を失うことになるため、血管に対して圧力がかかるようになりますが、血管の一部が破裂してしまうことで脳出血を起こしてしまうことや脳の組織に血液が供給されないことによって脳の一部が損傷してしまいます。
そのため、脳梗塞で命が助かったとしても後遺症が残るというケースは非常に多く、一生にわたってリハビリが必要になることもあるということを考えると、できるだけ発症して欲しくはない病気です。
脳卒中を防ぐためには起因となる高血脂症を防ぐことがポイントになりますが、そのためにも食生活には気をつけて適度な運動習慣を身につけるということも心がける必要があります。
また、適度に健康診断を受けることが大切で最近は若年層の発症も目立ってきているため、40歳のメタボ検診を待たずして自分から積極的に病院で健康診断を受ける習慣を身につけるようにしましょう。

高血脂症と心臓病

心臓は血液が集まるところで、心臓が脈を打つタイミングで全身に対して血液が供給されるようになりますが、血液中にはさまざまな栄養分が含まれていて、体の細胞を作るためにも必要な成分がたくさん含まれています。
高血脂症になると血液中に脂質分が多くなるため、それによって血液はドロドロした状態になってしまいますが、サラサラとした血液とドロドロした血液を脳まで運ぶと仮定した場合にサラサラした血液を送る方が力も弱くて済むというのはイメージからも分かると思います。
そのため、高血脂症になるとより心臓に負担がかかるようになってくるわけですが、この状態がいわゆる高血圧という状態であり、強い力をかけることによって心臓は負担がかかるようになります。
また、血液の一部は硬化するようになり最悪な場合は硬化した血液が後続の血液をせき止めることになり、それによって心臓から血液が全身に送られなくなるような場合がありますが、これが心臓病の中でも特に発症リスクが高い心筋梗塞と呼ばれる病気です。
この病気も脳梗塞に似ている部分がありますが、結局のところは血液がドロドロした状態は脳や心臓の病気リスクを高めるということになるため、高血脂症は早期の治療が必然ということになります。
ちなみに血液中の脂質分増加は高血圧などの症状から予想することができますが、きちんと血液検査を受けて血液中の中性脂肪値やコレステロール値などを調べてもらうことも大切なことです。